-目次-
- スマホのブルーライトを浴び続けると失明が早まる?
- 黄斑変性症の進行を早める
- 暗い場所でのスマホ使用は避ける
- iPhoneはブルーライトを軽減するモード搭載
- yahooニュースではこんな風に紹介されていました
- ブルーライトシンドロームの浸食深刻化?
- いつまで続く?ブルーライトシンドローム
スマホのブルーライトを浴び続けると失明が早まる?
このアメリカのトレド大学が論文発表した内容については 、数日前にも記事が出て驚いたというか、だよな〜と言いますが、よく記事にしてくれた!という思いで読みました。
実はこの記事について昨日知人からメールが届いて、初めて知った次第ですが、webで検索してみたら既にかなり沢山のサイトで取り上げられていました(笑)
日本でも結構しっかりとした機関で、ブルーライトに関する警告的な論文は出されているのですが、あまり話題にならないと言いますか、拡散しないんです。
私の様な個人でわーわー騒いでいるサイトとかが関の山くらいで、私のブログやメインサイトを見て頂けた方とか、少しでもこの危険性に気が付いて頂けたなら、私は本当に幸せです。
ブルーライト対策は、日常生活の中で気を付けた方が良い事の、大事な1つだと私は思っています。
ライブドアニュースで紹介された記事
ライブドアではこんな記事が出ました。
一応引用文としても貼らせていただきます。
この度アメリカのトレド大学が「スマートフォンやパソコンを長時間使い続けると、失明が早まる恐れがある」という趣旨の論文を発表しました。
黄斑変性症の進行を早める
スマホやパソコンなどのデジタル端末から発せられるブルーライトは、可視光線の中で最も強いエネルギーを持つ光で、長時間見続けることにより眼や体に様々な障害を及ぼすと言われています。
トレド大学が行った研究では、ブルーライトを浴び続けることで網膜にある「レチナール」という物質が毒性反応によって変化し、光受容細胞を攻撃するようになることが判明しました。最終的には「黄斑変性症」の進行を早める恐れもあるとのことです。
黄斑変性症は、欧米では成人の失明原因1位の病気です。50歳以上の約7人に1人の割合で疾患の兆候が見られますが、治療方法は未だに見つかっていません。暗い場所でのスマホ使用は避ける
研究チームによると、暗い場所でのスマホやタブレットの使用は、瞳孔が大きく開き、通常よりも多くのブルーライトを取り込んでしまうため避けるべきだと警告しています。
また、同研究チームのカルナラスン博士は、屋外では紫外線とブルーライトの両方を遮断できるサングラスの着用を勧めています。iPhoneはブルーライトを軽減するモード搭載
iOS9.3以降を搭載するiPhoneでは、ブルーライトを軽減する「Night Shiftモード」が搭載されています。Night Shiftモードをオンにすることで、画面全体が暖色系の明るさになり、目の負担を軽減することができます。
出典:ブルーライトを浴び続けると失明が早まる可能性 米大学が論文発表 - ライブドアニュース
この中で、「暗いところでスマホの使用を控える」とありますが、この記事に書いている通りで、暗いところで何かを見ると、人間の目は瞳孔が開いてしまいますので、より多くのブルーライトを瞳に当ててしまうんですね。
だから、特に寝る前に横になってからスマホを見る方!
それは本当にやめた方が良いと思います。
1日ではわからなくても、長い月日が経った時に気が付いても、もう遅かったという結果が待っているのですから。
明るいところでスマホを見て、布団に入るときにはもう見ない!
そういう習慣作りが大事なんです。
ここで紹介されている、iPhoneの「Night Shiftモード」、露骨にブルーライトとは明記されていませんが、これは以前記事にも書きましたが、ブルーライトカット機能です。
Appleって、やっぱり訴訟国家でもあるアメリカの企業だなぁと感じた機能です。
こちらの記事にやり方とか書きましたので、宜しければご覧ください。
yahooニュースではこんな風に紹介されていました
yahooニュースでは14日と16日に記事が出されていて、こんな記事になっていました。
こちらも引用文を貼らせて頂きます。
スマホのブルーライトで「失明早まる」と警鐘今やほんのわずかな時間も手放せない存在となったスマートフォン。
実はそのスマートフォンが持つ危険性に警鐘を鳴らす研究論文が発表された。
それは…。
【画像】専門家「ブルーライトが網膜そのものの障害を起こす」と警鐘
“スマートフォンが原因が失明が早まる”というもの。
アメリカ・オハイオ州トレド大学は「携帯電話やノートパソコンなどから発せられるブルーライトにより失明が早まる可能性がある」とする研究論文を発表したのだ。
ブルーライト研究会の坪田教授は「ブルーライトは網膜の後ろまで届く光。現在のスマホやパソコンはブルーライトが光のソースだから、非常に強いブルーライトを持っている」「ブルーライトが網膜そのものの障害を起こす」と話す。暗い場所は瞳孔開いてもっと危険坪田教授によると、失明する危険性があるとまでは言い切れないもののブルーライトが人体に与える影響については、今後も研究する必要があると指摘する。
さらに論文では使用する時間帯にも問題があると指摘。
寝る前につい使いたくなるスマートフォンだが、実は暗い場所では瞳孔が開き、より多くのブルーライトが網膜に届くため危険性が高まるとの指摘もあるのだ。気になる対策は…坪田教授は「夜にブルーライトを浴びることは、もしかしたら網膜に対する障害があるかもしれない。少量でも長い時間ブルーライトが網膜に達すると、何らかの障害を起こす可能性はあると思う」などと強調する。
気になる対策としては、まずは暗いところでは見ない。暗いところだと瞳孔が開いているため光がより多く目に入ってしまうため。
また、なるべくスマホを離して見る。距離が2分の1になるとダメージは4倍になるためだ。
さらに二本松眼科病院の平松 類医師によると、ブルーライトのダメージを和らげると考えられているルテインを多く含むホウレンソウなどの野菜を摂るのも良いということだ。出典:
「スマホのブルーライトで失明早まる」米の大学が警鐘…特に暗い場所は“危険”!(FNN PRIME) - Yahoo!ニュース
yahooニュースでは、「ルテイン」に触れていますね。
ルテインについてはこちらの記事に書きましたので、併せてお読みいただければと思います。
ルテインについて詳しく知りたい方は、ルテインサプリ専門サイトを作ってありますので、こちらをお読みいただけますと、「ルテインって何?」から始まり「どんなサプリメントがおすすめなの?」までが、初心者にわかりやすく解説されていますよ。
で、オハイオ州トレドにあるトレド大学のホームページはこちら。
ブルーライトシンドロームの浸食深刻化?
夏季休暇の最終日、私は明日の仕事の準備で会社へ出てきたのですが、管理会社からこんな通知が届いていました。
【天井照明LED化についてのご案内】
・・・
本当にLED照明の普及には凄まじいものがあります。
そりゃそうですよね、国の方針として照明の高効率化(LED等)推進を以下の様に出されています。
- 2020年までにフロー台数(つまり出荷台数)で100%
- 2030年までにストック台数(つまり市場規模)で100%
高効率化というのは、LED照明などの事を指しているのですが、ここでいつもの様に国は逃げ口実があります。
つまり、「LEDとは言ってないよ~」という事なんです。
国が出している方針は、トップランナー方式で効率の良い照明、という事ですので、それがLEDである必要は無いのです。
※私の心の声「水俣病の教訓を生かしているのでしょうか?」
ところが多くの方々がそれをLEDと解釈し、あるいは効率の良い国の方針に合った照明としてLED照明の普及を推進しています。
もう何度も言っていますが、私はLED自体の推進には「賛成派」なんですね。
但し、美術館等に設置されているような、高額ですがRGBの3色が揃ったLED、つまり「三波長」のLEDならば、という条件付きです。
ところが、現在普及しているのは、コスト的な理由から、青色LED+黄色蛍光体という構造をした、白色LEDが殆どです。
つまり、「ブルーライト照明」なのです。
いつまで続く?ブルーライトシンドローム
さて、私の事務所に届いた「照明LED化」の案内、費用はビルオーナー持ちという太っ腹な提案なのですが、私はこれを断るつもりです。
日中ずっと天井と言う至近距離で白色LED(ブルーライト照明)を浴びていたくないのです。
目だけでは無くて、この光はお肌の酸化も早めますので、つまり酸化=老化ですね、その中で長時間仕事をしていたく無いのです。
今私が考えることは、もう切り離すことができないブルーライトと私達の関係を、どう付き合っていくかという現実的な事と、日本が世界に誇る技術者達の次世代照明開発の早期実現への願いです。
知らなければ、電気代が安くなる、寿命も長くなる、明るくなる、それを「タダ」でやりますよ、という提案なので、乗ってしまいたくなる内容ですよね。
でも、10年先の私達の視力、健康を、誰が保証してくれるのでしょうか?
ブルーライト対策は、本当に自分達で日常的に行っていかなければならない事だと、私は強く思っています。
以前私が書いた記事があります。
この中に、論文を引用している記事があります。
この実験は、市販の白色LED(ブルーライト照明)を至近距離で浴び続けたマウスの目がどうなったか、同じように無電極照明(光の質としては、蛍光灯と類似しています)を浴び続けたマウスの目がどうなったかを比べています。
実験をしたのは、岐阜薬科大学、協力をしている照明メーカーは私が良く知っている人達ですので、実験には何の誤魔化しもありませんし全て事実です。
勿論、マウスに浴びせ続けたような白色LEDの明かりを、人間が日常的に浴びるわけではありません。
でもこの実験でマウスは、僅か5日間至近距離で白色LEDを浴び続け・・・
失明しています。
網膜細胞が見事に破壊されてしまったんですね。
怖くなりませんか?
このブログで言うのは3度目ですが、マウスと同じような環境の人間版、それに近い環境になってしまう第1歩が天井照明の白色LED化、次にその部屋に最も危険な人達が寝ていたらどうしますか?
危険な人とは、天井を見つめてしまう人達の事です。
それは老人ホーム等にいるお年寄り、あるいは・・・赤ちゃんです。
ブルーライトシンドロームはまだまだ続きます。