ブルーライトをカットする老眼鏡の事を横文字にするとカッコイイ
老眼鏡・・・
日本では早い人で40過ぎたあたりから、「最近物が見えずらくなってさぁ、俺もそろそろ老眼鏡のお世話になる歳かな」などが、日常会話でも聞かれますよね?
私、このテーマを書いてみたいと思って、色々と調べてみました。
ZoffやJINSには「リーディンググラス」つまり読むときのメガネとでも言えば良いのか、そのような名称のシリーズのメガネがあります。
この「リーディンググラス」の事を、日本人に解りやすい言葉に直すと「老眼鏡」と言います。
-目次-
- ブルーライトをカットする老眼鏡の事を横文字にするとカッコイイ
- Zoffにブルーライトをカットする老眼鏡は無かった!?
- 他のブランドは老眼に対してどのような方向性でいるのだろうか?
- ブルーライトカットを重要視した老眼(リーディンググラス)作りをするブランド
- まとめ
英語圏では「老眼鏡」を「リーディンググラス」と言いますので、旅行先とか外国人との会話で老眼鏡のことをそのまま翻訳しないよう気をつけましょう(笑
あるメーカーでは、老眼鏡の事を、老眼鏡ではなく、拡大鏡や虫メガネという位置づけで、「ルーペ」と呼んで商品化していました。
昨今とても脚光を浴びている、ブルーライトをカットする機能の付いた老眼鏡?拡大鏡の市場は大きくなっています。
ブルーライトをカットするメガネをPCメガネと言うならば、ブルーライトをカットする老眼鏡は、PC老眼鏡とでも言うのでしょうか?(汗
それとも「ブルーライトカットリーディンググラス」とでも言えば良いのでしょうか(笑
最近のメガネ事情では、老眼鏡=リーディンググラスとして販売している所も目立ってきたようです。
Zoffにブルーライトをカットする老眼鏡は無かった!?
最近私がお気に入りのレンズ「Zoff PC ULTRA」。
だから最初にZoffならあるだろうと思って、ブルーライトカット機能付き老眼鏡がZoffにないかと調べてみました。
ただ、残念ながら「Zoff PC ULTRA」レンズを使った老眼鏡は無いようで、新しいリーディンググラスシリーズにはブルーライトカット機能は付いていませんでした。
Zoffに今置いてあるブルーライトカット機能付きの老眼鏡(リーディンググラス)は、販売中の在庫限りの様です。
しかも安い(苦笑
おそらくは、この値段ですから当時の20%カット、40%カットあたりのレンズを使用していて、フレームが柔らかくないとか、そんな感じでしょうね。
それでもさすがZoffっぽい(笑
※写真をクリックでメーカーサイトをご覧になれます。
どうですか?これで3024円、度数は+1.00、+1.50、+2.00の3種類で、ブルーライトカット、UVカットレンズを使っています。
※写真をクリックでメーカーサイトをご覧になれます。
これも同じ3024円でブルーライトカットレンズを使った老眼鏡、いえ、リーディンググラスです。
老眼鏡、あ、リーディンググラスの本来の使われ方から(しつこいですね^^;)考えれば、1日中かけている事は無くて、読書をするなどの特定の作業をする時のみ使われるメガネである事も考えれば、このくらい洒落てても良いのではないでしょうか?
私、二十歳過ぎてからも、いまだに私と2人で買い物へ出掛けてくれる、優しい娘がいるのですが、娘にいつも「パパはいつまでもオシャレでいてね」って言われています。
メガネに限った事ではありませんが、歳をとったからって、オシャレに気を使えない男にはなりたくないものですね。
さて、話を戻しますが、安くて洒落たブルーライトカット機能付き老眼・・リーディンググラスがZoffにありました。
でも最新のフレームを使ったものには、新機種の中にブルーライトカットの付いた老眼鏡が無いんです!
Zoff公式サイトからのギャラリー画像ですが、これら全てブルーライトカット機能は付いていません。
JINS
それに対するJINSはどうかと言うと、やはりブルーライトカット機能付きリーディンググラス はありました。が・・・
あれ、「SOLD OUT」になってる!
そうなんです、JINSでも殆どが既に「SOLD OUT」状態になっていました。
この2大オシャレメガネブランドがブルーライトカットをリーディンググラスに採用しなくなったという事には驚きましたが、老眼鏡の本来の用途を考えたときには、その方向性には私は納得できました。
つまり、老眼というよりも度入りのブルーライトカットメガネを提供する事で、よりその人に合ったレンズをしていくという姿勢なのではないでしょうか?
他のブランドは老眼に対してどのような方向性でいるのだろうか?
この、JINSとZoffという2大ブランドでは、老眼鏡へのブルーライトカットはしない方向にも受け取れるのですが、他のブランドはどうなのでしょうか?
眼鏡市場
老眼に対してブルーライトカットという視点よりも、老眼はあくまでも加齢と共におきる自然現象という捉え方をしていて、それを「補正」するという機能をメガネに持たせようとしているようです。
つまり、加齢と共に、光に対する感度が鈍くなり、水晶体が黄変するので、老眼鏡に対しては、それを補正する機能を加えるという事ですね。
メガネスーパー
眼鏡市場と老眼に対する基本的な考え方は同じようですが、カラー補正と言う考えとは違い、よりアイケア色を前面に押し出し、それぞれの用途に応じた「適切な」メガネ作りを訴えています。
特に私が興味を持ったところは、「スマホ老眼」についてで、これはスマホ、パソコンの普及に伴い急増している、若年層でも「老眼」のような症状が見られている問題で、これらに対して、各個々人の生活のシーンに応じたレンズ作りを提案しているそうです。
特集:視距離が重要、新生活のメガネ選びのポイント | メガネスーパー 眼鏡(めがね、メガネ),コンタクト,サングラス,補聴器販売
眼鏡市場、メガネスーパーについても、やはり方向性としては、老眼という限定的な考え方よりも、状況に応じて最適なレンズを提供していくという方向なのでしょう。
ここまで見てきて思うのは、考えようによってはメガネ専門店の基本的な方向性は、その人に最適なレンズを提供するというスタンスであり、ブルーライトカットについても、その中の一環という事なのかもしれませんね。
ブルーライトカットを重要視した老眼(リーディンググラス)作りをするブランド
それでは老眼鏡と呼ばれるメガネには、これからブルーライトカットという方向性のメガネはなくなっていくのでしょうか?
次の2つのブランドは、メガネ専門店ではありません。
だからアイケアという視点よりも、「老眼」と名はつくけれども、むしろ「虫メガネ」的な考え方でブルーライトカットメガネを作っています。
エレコム
ご存知の通り、パソコン周辺機器のサプライメーカーですが、ブルーライト問題をキッカケにメガネに参入しましたが、ブルーライトをカットし、目の前のパソコンが良く見える、という点が目的の商品作りとなりますので、老眼鏡という名はつきますが、拡大鏡+ブルーライトカット商品、と考えたほうが良いかもしれません。
ハズキ
老眼鏡で急激に売上を伸ばしているのがハズキルーペ。
有名人をTV-CMで使ったりしているので、知っている人も多いかもしれません。
ルーペ、つまり虫メガネをメガネタイプにして商品化したところ、これがかなりの需要があり、現在も伸びているブランドです。
ヤマダ電機が紹介VTRを作っていたので、そちらも貼ります。
ハズキはあくまでも「老眼鏡」ではなく、「メガネ型拡大鏡」というスタンスで商品を販売しています。
ご多分にもれずブルーライトカットも組み入れた「拡大鏡」です。
その人に合った、というよりも、「これだけ拡大する仕様だから、それに合わせて見てください!」というスタンスですね。
メーカーのオンラインショップだと、10,167円ですが、楽天やamazonだと結構安く売っていましたので、楽天市場のショップを貼っておきますね。
8450円で楽天ポイント2倍でした。
まとめ
いかがでしょうか?
ブルーライトをカットする老眼鏡、つまりリーディンググラスは、メガネ本来の遠視用、近視用、遠近両用という使い方に合ったメガネとして販売を進めているメガネメーカーと、老眼鏡というより拡大鏡というスタンスで商品を販売するメーカーとで、両極端な商品になりつつあります。
私はZoffで老眼鏡とは呼ばなくてもいいので、「Zoff PC ULTRA」を使った商品化を期待したいですが、それはおそらく、「老眼鏡」ではなく、「度入りPCメガネ」という名称になるのではないかと思っています。
ブルーライトと上手く付き合えるようになる前には、多くの迷走もありそうで、それはそれで楽しめる余裕も持ちながら、しっかりと対策はしていきたいものですね。