ブルーライトが人体に与える影響と対策

ブルーライトはもはや日常生活に欠かせないスマホやパソコン、照明の殆どに使われている可視光線として最も紫外線に近い光です。ブルーライトが人体に与える影響、その対策に至るまでのブルーライトシンドローム(症候群)を語ります。

Zoffのクリアレンズ「Zoff PC ULTRA」の色味は予想以上に凄い!

 

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2年間JINSのPCメガネ愛用者だった私が、比較をしてみるために、勿論かなり興味もありましたが、「Zoff PC ULTRA」を購入して使い出してみました。

今更ですか?というツッコミはどうか無しでお願いします(汗

とりあえず今回はフレーム+「Zoff PC ULTRA」というフレームセレクトタイプでは無パッケージタイプのフレーム+「Zoff PC ULTRA」一式5000円という値段のPCメガネを購入、使い出して10時間弱ですが、予想以上の感動があり、まずこの時点でのレビューをしてみたくなりました。

-目次-

 

ブルーライトカット50%の体感は予想以上だった

私は今まで40%カットのPCメガネ使っていたので、それが50%になったところで、そこまでの違いを感じる事は無いだろうと思っていました。

それでも予想をはるかに超えて目の疲れ具合が変わり、画面の見た目も40%カットと大差なく見えていますので、実は何気に満足した買い物となっています。

ここまで「Zoff PC ULTRA」の威力があるとは思っていなかったので、正直な気持ちは自分が一番驚いています。

初めてブルーライトカットメガネを使用する方であれば、メガネをかけた瞬間から世の中が少し暗く感じるはずですが、それは私達の周りにある「青色」が50%カットされるわけですから、色味自体が変わってしまうのは仕方の無い事ではあるのです。

でも今各ブランドのPCメガネが力を入れている所は、ブルーライトをカットしても、出来るだけ普段見ている世界と同じ色味に見える技術、つまりクリアレンズの技術なんですね。

だからZoffのホームページでも、「クリアレンズ」である事を強調しているわけです。

「Zoff PC ULTRA」がブルーライトをカットしている様子

ここでもう一度、それがどういう事なのか、先ほど撮った写真で説明しますと、以下はLEDのペンライトになります。普通に白く光っていますよね。

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これを人間目線で「Zoff PC ULTRA」レンズを通すとどうなるか。

それが次の写真になります。少し反射とかもあるので、明るく見えてしまうかもしれませんが、殆ど変わらず白く見えるのではないでしょうか?ちょっと青い色も映り込んでいますが、それは撮った角度の問題だけの事です。

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ところが、これを上から見るとどういう事になっているのかが良く解ります。

ここで私がお見せしたかったのは、ブルーライトをカットしていながら、視覚的な見え方に大差が無いという事です。

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何度見ても感動しますね(笑

基本的にブルーライトカットメガネの中でも、反射タイプのPCメガネはこんな風に見えなきゃおかしいはずです。

「Zoff PC ULTRA」は反射と吸収の両方を1枚のレンズに詰め込んだレンズですので、反射分のブルーライトは美しいほどにその様子が見えているのです。

ここでZoffのホームページで説明している絵を見てみましょう。これと写真を比べてみてください。↓ ↓ ↓

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見事に絵の通りでしょ(笑

PCメガネのクリアレンズはなぜ凄いのか?クリアレンズに課せられた使命とは何だろう?

PCメガネの進化とは、単純にブルーライトをカットする事だけではありません。

極論ですが、「青色」だけをカットするならば、サングラスを例に言いますと、レンズを透過して見える世界の色味が変わっても良いならば難しい技術とは思いません。

メガネをかけた私達の見える世界は「青色」の無くなった世界になるだけです。

でも、PCメガネが目指しているところは、メガネをかけても見える世界が変わらない事、それがクリアレンズに拘る最大の理由だと私は思っています。

だから、50%もの「青色」をカットしてもこの程度の色味変化で済んでいるのは、本当に凄いことだと思います。

PCメガネのクリアレンズとは、「青色」をカットしても「青色」があるかのような色味を見せてくれるメガネでなければならないはずで、私が考えるPCメガネのクリアレンズ評価ポイントは以下の点ではないかと考えています。

  • より透明度の高いレンズであること
  • レンズを透過して見える色味が、より直で見た色味と同じであること
  • ブルーライトカット率

忘れちゃいけないフレームの軽さとデザイン性

私が考えるPCメガネの大事な役目として、メガネの軽さも重要です。

ずっとパソコン作業をする人達にとって、メガネが重く感じてくるようでは、それが疲れに直結してしまいます。だからメガネ全体の軽さと言うのはとても大事な要素になります。これについてはJINSもZoffも軽量設計をしていて、特に今回レビューしているZoffのPCメガネは良いですね。

しかもフレームが柔らかく設計されていて、これもフィット感は予想以上に抜群です。

実はフレームセレクトタイプにしようか迷ったんですよね。

でも、売れ筋のフレーム「Zoff SMART」シリーズとブルーライトカットクリアレンズ「Zoff PC ULTRA」を組み合わせると、私が選んだ組み合わせだと、15000円~21000円になってしまうので、今回の目的である「Zoff PC ULTRA」というレンズを評価する為なら、パッケージタイプでも良いやって思って購入しましたが、これでも十分軽いです。

但し、唯一不満を言うならば、デザイン性でしょうか。

パッケージタイプは選択肢が少ないので、値段が5000円とは言え、結局そのうち私もフレームセレクトタイプでもう1つ買う事になるだろうなと思っています(苦笑

デザインって、かなり重要だと思います。

これは完全に私の私見ですが、家に篭って誰にも会わずに黙々とそして悶々と作業される方ならばデザインに拘る必要はありませんが、事務所で作業される方などは、いくらPCメガネと割り切っていても、よりおしゃれな方が良いじゃないですか?

自分の身なりがしっかりしていると、モチベーションも上がるものです。

Zoff公式サイトはこちらです

Zoff

オンライン販売の安価なブルーライトカットメガネでも良いのか

amazonなどで店舗展開をせずにオンライン特化販売をしているPCブランドがあります。

これらは皆一律に安い!

1000円台~3000円程度で買えてしまうのですが、リアル店舗を持たないという事は、それだけで管理費や人件費が削減できますから、値段が安いという点については出来ないことでは無いと思いますし、現にZoffやJINSでも3000円台での販売はありました。

ただ、どうも気になるのが「クリアレンズ」「ブルーライトカット率60%~90%」という仕様についてです。

写真で見る限りデザイン性は最低限のところまでの様に思いますが(ごめんなさい!

90%ものブルーライトをカットしてどこまでクリアレンズでいけるのでしょうか、それが気になっていることですし、本当にそれである程度のクリアなレンズであるならば、それはかなり価値のあるメガネと言えます。

なぜならば、JINSはブルーライトカット60%を新機種に投入していません。Zoffはレンズのクリアさを保つ現時点での限界カット率を50%としています。ELECOMは65%でここまでのクリアさです。↓ ↓ ↓

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どちらにしろ買ってみないとわからないので、近日中に入手してカット率50%の「Zoff PC ULTRA」と比べてみたいと思います。

 

まとめ

JINSとZoffを比較してから、特にクリアレンズの性能の進化は本当に目を見張るものがあります。私のように省エネ商材やシステムを扱っている業界の人間ですと、右を向いても左を向いてもLEDばかり。それも白色LED=ブルーライト照明です。

なぜそこまでLEDを奨励するのかと問いただすと、返ってくる答えは決まっていて、

「営業ノルマだから」

「国策だから」

「大手がLEDにシフトしてるから」

「国と大手がここまでやってるんだから問題ない」

「問題があっても日本ならそのうち何とかするでしょ」

その通り、いつかは技術の発展が必ずブルーライト問題を解決するでしょう。

でもね、

水俣病に国が補償を表明したのはいつですか?

原爆被害を国が認めたのはいつですか?

ブルーライト問題は規模が違いますから、こんだけ言ってるんですよ。

もし生まれてきた新しい命が10年後、20年後、原因不明の失明でもしたらどうしますか?失明までいかなくてもいい、急激な視力低下を起こしたらどうしますか?

それはブルーライト問題でありながらも、当時白色LEDを奨励して皆さんの税金まで投入して普及させてきた、その「明かり」が原因だとわかったときに、国と30年も争うんですか?

問題は起きてからでは遅いんですよ。

今回は全国民が被害を受ける可能性のある問題です。

結局は、自分の身は自分で守るしかないのです。

人工的なブルーライトの無い世界は少なくとも私が生きている間には訪れることは無いのです。

ブルーライトと付き合っていかなくちゃならないんです!

だから、

メガネの対策じゃなくてもいい、皆さんがブルーライト問題を正しく認識し、自己防衛してくれさえするなら。

 

それが私の真の願いです。