ブルーライトが人体に与える影響と対策

ブルーライトはもはや日常生活に欠かせないスマホやパソコン、照明の殆どに使われている可視光線として最も紫外線に近い光です。ブルーライトが人体に与える影響、その対策に至るまでのブルーライトシンドローム(症候群)を語ります。

JINSとZoffのPCメガネ対決!クリアレンズの実力比較

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今では沢山のPCメガネブランドがあり、値段も安いものから高価なものまで、選択肢がとても広がってきました。

 

今回、私が比較してみたかったのは、私自身が愛用しているJINSのPCメガネと、どうしても対抗馬として名前が挙がってしまうZoff。

どちらも広く店舗展開をしていて、似たような価格帯、それにオシャレさを売りにして、更に似たような店舗展開をしているブランド、それにPCメガネについても早くから積極的な展開をしてきたので、PCオシャレメガネの先駆者であるこの2社を比較してみましょう。

私の様なタイプの人間は、どうしても最初は会社から入っちゃいますがどうかお許しを(汗

※以下2社の数値については端数切り捨てています。

ー目次-

 

 

JINS

株式会社ジンズ(JINS)

本社:東京都千代田区

創業:1988年

群馬県前橋市に産声を上げた会社です。

資本金:32億円

社員数:3750人

店舗数:449店舗

JINSといえば、あのマイクロソフト社が社内採用をした事で一躍有名になったと思っている方もおられると思いますが、実は2006年には既に大証ヘラクレス(現在のJASDAQ)に上場を果たしていました。

www.nikkei.com

マイクロソフト社のPCメガネ採用で一気に加速がつき、2013年には東証一部上場して、PCメガネのブランドとして不動の地位を築きます。

 

低価格でおしゃれなPCメガネとして定着

従来のメガネ専門店は高価で引渡しまでに日数がかかるものでしたが、JINSはこれを安価で即日引き渡しとし、更にメガネの堅いイメージをファッションの一部に置き換えた「おしゃれメガネ」戦略で、業界の常識を覆します。

PCメガネも早くからブルーライト問題に着手し、ただ目を守るだけでは無く、スマートに使えるアイウェアとして市場投入した先駆者です。

 

JINSの戦略的PCメガネ「JINS SCREEN」はグローバル市場を見据えた国際基準品

マイクロソフト社での採用から改良を重ね、PCメガネを「JINS SCREEN」という名前でブランディングし、PCメガネと言えばJINSと言っても過言ではないほどの市場シェアを確保していきました。

現在店舗に置いてある「JINS SCREEN」の種類は、メガネを使うシーンに応じたブルーライトカット率で3種類、それにEN規格(欧州統一規格)に合わせた新型を2種類投入しています。

※EN規格 屈折率1.60、中心肉厚2.0mm

 

旧モデルの3種類

「DAIRY USE」・・・自然な見た目を重視し日常生活で使える

ブルーライトカット率 13%、25%の2タイプ(屈折率の違いで実質3タイプ)

「HEAVY USE」・・・長時間のPC作業やスマホを使う人向け

ブルーライトカット率 38%、35%の2タイプ

「NIGHT USE」・・・夜寝る前にスマホを使う人向け

 ブルーライトカット率 60%

いずれもフレーム+レンズの一式価格

使用しているフレームとレンズの違いにより 3000円と 5000円の2種類

 

新モデルの2タイプ

ブルーライトカット率 25% 自然な見た目で日常使う用

ブルーライトカット率 40% PCやスマホを長時間使う人用

いずれもフレーム+レンズの一式価格 5000円

 

主な仕様

薄型非球面レンズ

紫外線99%以上カット

撥水コート

遠近両用OK(店舗販売商品のみ)上記一式価格に+5000円

 

Zoff 

株式会社ゾフ(Zoff)

本社:東京都港区

創業:1993年

下北沢の1号店からスタートした会社です。

資本金:2億4千万円

社員数:1530人

店舗数:200店舗

PCメガネとしてはJINSの後発組になるものの、一貫したおしゃれメガネ路線で驀進を続ける「Zoff」。

水原希子はじめ小松菜奈、田中里奈などを採用したCMで積極的なイメージ戦略を図りつつ、革新的な技術の開発に力を入れ、出店ペースを速めている。

 

ZoffのPCメガネはおしゃれと低価格を保ちつつ革新的技術で強み

 低価格で即日渡しおしゃれメガネという点ではJINSととても似たイメージで展開してきたが、フレームとレンズを強調した開発と販売で差別化を図ろうとしています。

新たに市場投入した「Zoff PC ULTRA」と言うブルーカットレンズは、カット率50%を維持したままで業界最高水準のクリア率を実現するなど、おしゃれなイメージを保ったままで、高性能な技術を取り入れています。

 

パッケージタイプの「Zoff PC」とフレームセレクト&高性能レンズ「Zoff PC ULTRA」

PCメガネに対するZoffの販売方法は2タイプからチョイスする方法をとっています。

度なし限定としてフレームとレンズセットのパッケージタイプと、フレームとレンズをカスタマイズして自分好みのPCメガネにするフレームセレクトタイプです。

 

パッケージタイプ

「PC CLEAR PACK」

 ブルーライトカット率 50% 「Zoff PC ULTRA」搭載モデル

いずれもフレーム+レンズ一式価格 5000円

「PC CLEAR PACK」

 ブルーライトカット率 40% 従来モデル

 いずれもフレーム+レンズ一式価格 3900円

フレームセレクトタイプ

「Zoff SMART」やビジネス向けフレーム

+ ブルーライトカットレンズ「Zoff PC ULTRA」

 

フレームは、キッズモデル、スタンダード、ビジネスモデルなどの多岐にわたり用意されていて、価格帯は3000円~9000円(最多価格帯5000円、9000円)

レンズ:

度なし標準 3000円

度つき標準 3000円~屈折率(薄さ)に応じ MAX15000円 

 スーパーハードコート

耐キズコーティング加工 3000円

つまりフレームセレクトタイプで購入するときは以下の様な価格になります。

フレーム+レンズ一式 8000円〜20000円

私が実際に店舗へ行ったうえでの主観で言わせていただくと、最多価格帯はやはりフレームが「Zoff SMART」シリーズになるでしょうから、12000円〜になると思います。

 

JINSとZoffのPCメガネに使われるクリアレンズの威力を比較してみた

私、Zoffはまだ使った事がありませんでしたので、皆さんに「嘘はつかない」宣言をしている以上は、それに良い面悪い面を理解した上で、ブルーライト対策をしながら、上手にブルーライトと付き合う為のブログとして、このブログを立ち上げた以上は、やはり使ってみなくちゃ何も語れません。

 

というわけで、とりあえずZoff「PC CLEAR PACK」5000円をゲットしてきました(笑

「Zoff PC ULTRA」はブルーライトを反射、吸収まで同時に行いながらも、よりクリアさを保った、Zoffの戦略レンズです。

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今回行ってきたのは、Zoff銀座店さん。まぁ〜お客様は外国人ばかりでした(苦笑

ちなみに写真掲載も快く承諾して頂きました(Zoffさん有難うございます)

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で、早速JINSとZoffを比べてみました。

まずはクリアレンズのクリアさです。JINSのブルーライト40%カットZoffのブルーライト50%カットの対決です。

まずはJINSから。

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気になるほどの色ではありませんが、多少黄色がかっていて、これがブルーライトを吸収してくれています。

次に私が最も試してみたかった「Zoff PC ULTRA」。

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思ったよりもクリアではありませんね。ただ、普通に昼間見ている分には気になるほどではありません。こうやってバックを白にして見てみると、目立ちますが、人間がかけている分には気になりません、人間の肌は白くないですから。

それよりもブルーライト50%カットでここまでのクリアさを出した事に、私は拍手を贈りたい。

 

実際にどの程度のブルーライトがカットされているのか、普段文字や数値的な情報は皆さんも入手されていると思いますが、実際に視覚的なものって、あまり目に触れることは無いんじゃないかなと思い、こんな実験をしてみました。

 

まず準備したのは、単純な白色LEDライト。

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これを暗い所で照らすとこうなります。

私が警告している事は、この段階では多くの方が実感できないでしょう。だって白色LEDは明るくて白いのですから。

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でも、この光を見続けることで、ブルーライトが目の網膜細胞を破壊していきます。

何度も言いますが、ブルーライト問題は人類の進歩により作られた問題です。本来自然界に存在するブルーライトは人間にとって大事な光である事を忘れてはいけません。

 

まずJINSのブルーライトカットメガネから御覧ください。

これがブルーライトです。

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青く光っている部分がブルーライトです。レンズで見事にカットされているのが解ります。

そしてこっちがZoffの50%カットしたクリアレンズ。

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これは凄いですね。ブルーライトの色を比較して頂ければ、50%カットがダテでは無いことが良く解ります。

 

でも、この写真を見て感じませんか?

私達が普段白いと思っている光に、この青い光が入っているんですよ。

 

JINSは私も2年以上使っているので、その効果については十分過ぎる程実感しています。

興味のある方はこちらよりブランドサイトで商品をご覧になってみてください。

 

Zoffは今回初めて「Zoff PC ULTRA」クリアレンズ使ってみています。

JINSから切り替えてみての感想については、またレビューしてみたいと思います。

「Zoff PC ULTRA」の詳しい情報はこちらよりご覧ください。

Zoff

 

まとめ

今回比較した、JINSとZoffは、今となっては誰もが知るおしゃれメガネの最大手であり、PCメガネについても実力、実績ともに申し分ないブランドです。

販売実績とともに開発を重ねてきたJINSが採用規格を国際規格へ変えたのは、明らかな世界戦略としての商品開発に絞ったためです。

一方、東京のおしゃれメガネブランドとしてスタートしたZoffは、高性能なブルーライトカットレンズである「Zoff PC ULTRA」を軸として、フレームを自由にカスタマイズ出来るタイプを用意することで、本来のおしゃれメガネ路線を更に強調したPCメガネ戦略に出て差別化を図ろうとしているようです。

 

今回、実際にブルーライトをカットしている状況を確認してみたところ、Zoff「Zoff PC ULTRA」は凄いですね。

しばらく私のPC作業ではZoffで疲労感とか睡眠に対する感じ方など体感してみたいと思います。 

 

追加で感じたことを言いますと、Zoffの方が軽かったです。という事は今回対象とした商品同士ではZoffの方が使い勝手は良い事が想像できます。

 

それからもう1つ大事な事。

私はしばらくの間、作業時にはZoffをかけますが、ずっとかけっぱなしは駄目ですよ!

PCメガネによりブルーライトをカットする量が増える程、日常で本来必要とされるブルーライトまでカットされてしまいます。

だから作業時以外はブルーライトカットメガネは外して使用する事。

これはとても大事な事ですから、覚えておいてください。