ブルーライトが人体に与える影響と対策

ブルーライトはもはや日常生活に欠かせないスマホやパソコン、照明の殆どに使われている可視光線として最も紫外線に近い光です。ブルーライトが人体に与える影響、その対策に至るまでのブルーライトシンドローム(症候群)を語ります。

なるほど!PC作業に従事する人のブルーライト対策と目の疲労回復方法とは

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デスクワークに従事する人の目の疲労回復とブルーライト対策とは

1日中パソコンを使う職業の人達にとって、目の疲労回復とブルーライト対策は決して避けて通ることの出来ない、大事な課題であると言えます。

なぜならば、仕事をする事により報酬を得て、生活をしているのですから、パソコンを使わないわけにはいかないのです。

そのような職業の人へ、出来るだけパソコンやスマホを「見ないように」というアドバイスでは、あまりに無責任ですよね。

そこで今日は、ある在宅ワーカーさんの、ブルーライト対策と目の疲労回復方法をご紹介したいと思います。

-目次-

 

ご紹介するのは、ご結婚されてから副業として在宅ワーカーをされている、30代の主婦のSさんです。

  • 職業 在宅ワーカー
  • 性別 女性
  • 年齢 30代

キッカケは主人に勧められて購入したブルーライト対策メガネでした

外に働きに出ていた時はコンタクトを使用していました。

在宅でパソコンに向かって仕事するようになってから眼鏡に変え、それまでにはない目の疲れを感じるようになりました。
長時間目を酷使していると、肩から首にかけてこり始め、それを超えると頭痛や吐き気までもよおしてきます。

このままでは長時間の仕事ができないと思った時に、主人に勧められたのが眼鏡のブルーライト対策でした。
主人は仕事柄パソコンに長く向き合うことはないのですが、日常で常にスマホの画面を眺めてる人です。

そのせいか慢性的な肩こりに悩まされていました。

それでもスマホでゲームをやりたい主人は、持っている眼鏡をなじみの眼鏡屋さんでレンズにブルーライトカット加工を施してもらっていたのです。

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私がおこなった3つのブルーライト対策と目の疲労回復方法とは

【眼鏡店でのブルーライトカット加工】

パソコンやゲーム機の液晶画面はLEDライトの強い光で後ろから照らされているといいます。

テレビとは違い、わりと近い距離でそのLEDライトの光を見つめてるということは目にいいわけがありません。
このブルーライトから、程よく目を保護してくれるのがブルーライトカット加工です。

今ではほとんどの眼鏡屋さんで行なってくれるようになりました。

新しい眼鏡を買う時はもちろん、自前の眼鏡にブルーライトカット加工をしてくれる店もあります。
私は持っている眼鏡が気に入っていて、フレームもまだしっかりしていたので、ブルーライトカット加工のレンズに変えてもらうお願いだけをしました
私たち夫婦は眼鏡市場を利用しているのですが、加工にかかる金額は高くはありませんでした。

【目の潤いは必須!目薬の活用】

もともとドライアイなのでコンタクトレンズの処方の時に、いつも多めにドライアイ用のジクアスという目薬を出してもらっています。

長時間ソフトコンタクトレンズをつけていても、乾くことがないくらいの威力です。

市販されている目薬よりも安く、そしてピンポイントでその人の目に合わせた目薬を処方してくれるので、眼精疲労で悩んでいる方は是非一度眼科を受診することを強くお勧めします。

【パソコンの使い方を工夫してみる】

とはいってもパソコンの画面に目を向けている以上、眼精疲労とは切っても切り離れません。

私が意識的に行っていることは、1時間に一回は10分以上の休憩を取って目を瞑る(もしくは遠くの景色を眺める)ことです。

その時にまぶたの上から薬指で軽くマッサージすることも気持ちが良いです。
そしてもう一つ活用しているのは、パソコンの音声入力機能です。

タイピングだとパソコン画面から目を離せませんが、音声入力の場合は目を瞑りながらも自分の書きたいことを綴ることができます。

ある程度入力してから見返し修正すればいいのです。

このことでずっとパソコン画面を見続けることを回避しています

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対策してから目の疲労はどのように変化したか

眼鏡のレンズにブルーライトカット加工を施してもらった時は、パッと見は普通の今までの眼鏡と大差はありません。パソコンに向かってみてもすぐに違いがはっきりとわかるわけではなく、こんなものなのかな?と最初は思っていました。
しかし長く使えば使うほど、今までよりも目の負担が軽くなっていることに気がつきます。

疲労の度合いは肩こりではかることができます

目からくる疲れで体がバキバキになることは格段に少なくなり、吐き気をもよおすことに関してほとんどなくなりました。
普通のレンズとたいした金額の差がなく目を保護できるのであれば、今後眼鏡を新調した時もぜひ利用しようと思っています。
長くパソコンに向かう作業をさせる方にはぜひオススメしたいです。

目からくる身体全体への疲労を軽減させることができます。
目が充血したり、何度もまばたきを繰り返したりすることも少なくなりました。

パソコンの画面が歪んで見えたり字の焦点が合わなくなることもしばしばあったのですが、その回数もかなり減りました。
ブルーライトカットを先に試し、教えてくれた主人には感謝です。
欲を言えば、いずれパソコン自体がLEDに替わる、何かもっと目にいい光になってくれたら嬉しいと思います。

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まとめ

長時間のパソコン作業が重なると、体のあちこちが悲鳴を上げてきます。

勿論姿勢とか他の理由もあるにせよ、多くは目の疲労からくるものです。

そしてその目の疲労を加速させると言っても過言ではないものがブルーライトになります。

Sさんは職業柄パソコンは切っても切れない関係のツールであり、目の疲労回復、ブルーライト対策はライフワークの中で必要な事でした。

ブルーライトをカットするメガネをスマホゲーム好きのご主人からの紹介で、という下りは笑えますが、良い?ご主人をもたれましたね(笑

私はこの話の中で、音声入力については目から鱗でした。

私自身がPCメガネ、目薬は手放すことの出来ない生活をしていますので、音声入力機能の有効活用で少しでもパソコンの画面から離れることが出来るならば試してみたいと思いました。

私が使用しているPCメガネと目薬についてはこちらの記事をご覧ください。

Zoff「PC_ULTRA」レンズはかなりオススメですよ。

mirai-design.hatenablog.com

目薬については、Sさんの言うとおり眼科で検査してからでも良いと思いますが、私が使用しているロート「アイストレッチ」ならば、固まった目の筋肉をほぐしてくれる目薬ですし、私自身がほぼ終日パソコン作業をしても、目の周辺がピクピクする事はなくなりました。

こちらの記事に書きましたので宜しければご覧ください。

mirai-design.hatenablog.com

 

Sさんが最後に言っている、LEDに代わる目にいい光への期待、それが全てでは無いかと私は考えています。

ブルーライト問題に直面した私達は、果たして生きているうちに、第5世代の新しい「明かり」を目にする事があるのでしょうか?

ブルーライトシンドロームは続きます。